2018岩国・労働者反戦交流会
大阪から、連帯労組(近畿地本・関生支部・近トラ支部)の仲間で、11月24日、2018岩国・労働者反戦交流集会に参加してきました。
垣沼陽輔氏(おおさかユニオンネット代表)の開会挨拶から集会がスタートしました。基調提起では、大阪全労協の但馬けい子氏が、「2015年戦争法・2017年共謀罪成立・Xバンド配備・イージス・アシュア配備策動・与那国島・宮古島・石垣島への自衛隊配備など軍事強化が進められ、安倍政権は憲法9条の改憲策動を強めている。戦争への道と労働者の団結破壊・強搾取は車の両輪である。ここに、労働者が国際連帯で反戦を闘う根拠がある」と発言されました。
参加各労組からは、労働者反戦闘争と全港湾の闘い(全国港湾労働組合連合会)、関生支部への大弾圧をはね返す映像と報告(全日建関生支部)、横田基地と労働者反戦闘争(南部全労協)、合同労組運動の正念場の報告・アピール(ユニオン北九州)がありました。
参加した全ての労組や市民団体が、「今回の関生支部に対しての大弾圧を決して許さない、全ての闘う労働組合や声を上げる市民団体に対しての国家的不当労働行為・不当弾圧である」として、関生支部への大弾圧を絶対に許さないという空気に会場がひとつになりました。
●関生だけではない。全国の仲間と共闘●
翌日、岩国国際連帯集会に参加。集会では主催者、代表挨拶のなかからも「関生支部への弾圧を許さない」という発信がありました。岩国・広島・萩・阿武・韓国・沖縄・京丹後・横田と各報告があり、最後に、関生支部から「全ての労働組合・市民団体が団結を強化し、国家的大弾圧を必ずはね返し、完全勝利します」と力強いアピールを行いました。
集会後、岩国市役所から岩国米軍基地までデモ行進を行い、基地の近くでは米兵にもわかるように全員が英語でシュプレヒコールを行いました。
全国の仲間が、関生支部への弾圧に対して強い意識と怒りを持っていることが、岩国集会に参加し直に伝わってきました。全国の闘う仲間との共闘を強化し広げていくことの大切さを再確認できた集会でした。
【 くさり1月号より 】